代表挨拶
介護の仕事は、
様々な人生を歩んでこられた利用者さんの
トータル的な人生の終わりに際して
楽しく幸せに終わっていただく
そのためのサポート
オーファスプランニング21 代表取締役
髙屋順次
27歳でオーファスプランニング21という会社を作ってから35年になります。
元々リクルートという会社から独立してこの会社を作りましたが、
リクルートの仕事が人生の「就職」という1つの節目みたいな仕事でしたので、
今辿りついた「介護」という仕事は、人間の最終場面の仕事ということになります。
人間はオギャーと生まれて死んでいくわけですけど、生まれて死ぬまでという部分に関わる仕事がしたかったので、
こういう仕事をさせていただいて幸せだと感じています。
私たちが考えている介護の仕事は、医療的な観点ももちろんありますが、 様々な人生を歩んでこられた利用者さんのトータル的な人生の終わりに際して、楽しく幸せに終わっていただく、 そのためのサポートだと考えております。
といいますのも、うちの親父は13歳の時になくなり、それ以来母子家庭になったのですが、人間の死というものに対して、 すごい悲しいとかいう思いが全くなくて、非常に冷静に客観的に捉えられたので、その時のイメージが今でもあるんですけれども、 死ぬということに対しては、それが悲しくなくって次へのスタート、 死というものから新しい世界に行くというスタートというふうな捉え方を僕はずっとしていました。
逆にいうとお葬式とかお通夜などは、本来は楽しくどんちゃん騒ぎでやらなければいけないっていうことがあって、
若い時には、なんでそんな悲しい別れの涙を誘うようなシーンを演出するんだみたいな思いがありました。
本来はもっと楽しくってもいいんじゃないのって、結婚式が楽しいみたいに、別にお葬式も楽しくってもいいんじゃないのって。
もちろん悲しいけど、実は悲しくないっていうふうに思えば悲しくないんじゃないかなって思ってたんです。
だから最終的に利用者の方が亡くなられて、僕たちの仕事は終わるんですけど、逆にいうと、そこからスタートみたいな感じの思いが必ずどこかであります。 そういう最終的なことを見届けられたり、お世話できる仕事は最高だなと。僕は思っております。